XGIMI MoGo ProとAnker Nebula Cosmosを比較。両者の違い、おすすめポイントは?
モバイルプロジェクターは結局どれがいいの?
近年の映画やドラマのサブスクブームに加え、コロナ禍による「おうち時間」の増加によって、最近非常にモバイルプロジェクターが売れています。
このサイトでもこれまでいろいろなモバイルプロジェクターを紹介してきましたが、正直、これまでモバイルプロジェクターを購入したことがない方にとっては、どういう違いがあるのかとか自分にはどっちが合っているのかということなどがよく分からないという方も多いんじゃないでしょうか。
そこで、今回はモバイルプロジェクターの中から「XGIMI MoGo Pro」(以下、XGIMI)と「Anker Nebula Cosmos」(以下、「Anker」)の2機種を比較し、それぞれの特徴を解説しますので、あなたのモバイルプロジェクター選びの参考にしていただけたらと思います。
比較ポイント①:価格
まず、一番最初に気になるのはなんといっても価格ですよね。
そこで、両者の価格を調べてみた所、XGIMIは楽天市場で66600円(税込)で販売されているのに対し、Ankerは同じく楽天市場で79800円(税込)でした。
私が価格を調査したときには、たまたま楽天市場で楽天スーパーセールが開催されており、Ankerの価格が10000円引きになるクーポンが配布されていたので、それを適用したときの価格はXGIMIとあまり価格に大差がなくなっていましたが、通常であれば約13000円の金額差があることになります。
ですので、価格をなによりも重視するのであればXGIMIの方がAnkerよりも優位となりそうですね。
比較ポイント②:画質・明るさ
モバイルプロジェクターは映像を映す機械ですから、その映像がどのくらいキレイかという点は人によっては価格よりも重視するポイントかもしれません。
そこで両者を比較すると、画質に関してはいずれも1080pのフルHD画質だったのですが、映像の明るさの点で両者に差が出ました。
まずXGIMIは明るさが300ANSIルーメンとされています。これに対してAnkerは900ANSIルーメン。3倍の明るさです。
Ankerの商品ページには「※投影映像の明るさ/鮮明さは周辺環境によって異なります」との注意書きもありますが、さすがに3倍も明るさが違うと周辺環境が少し悪いくらいではAnkerの方が明るいといえるでしょう。
ですから、明るさや画質の面ではAnkerの方が優勢と言えるでしょう
比較ポイント③:その他の特徴
それ以外のポイントは両者で全く共通するか、一方がもってる特徴を他方は持っていないといえるようなものなので、ここで一括して紹介したいと思います。
まず、XGIMIの特徴は、とにかく小さくて軽いということ。
大きさは縦が105.5㎜、横が94.5mm、高さが146mmほどで、重さも1kgを切って約900gなんです。
小さいので、カバンに入れて会社に持って行きプレゼンで使ったり、スマホと一緒にキャンプに持って行き、星空の下で映像を楽しむということに使いやすいのは魅力ですね。
また、最大で映せる画面の大きさも300インチほどとかなり大きいです。家の壁などに移せば、まるで映画館で本格的な映画を観ているかのように錯覚するほどですよ。
そして、動作音が小さいのも非常に嬉しいです。せっかくの映画の感動シーンに機械音が混ざっていると感動も半減ですよね。XGIMIの動作音は非常に小さく。25dbほど。静かな図書館内が30dbほどと言われていますから、それよりも小さい音と言われたらどんなに小さい音かというのはよく分かるかと思います。
他方、Ankerの特徴は音質の良さにあります。
迫力のある音を出すことで有名な「Dolby Digital Plus」を搭載しているので、ささやくような小さな声や効果音もよりはっきり鮮明に聞こえます。
アクション映画などはAnkerで見ると息をのむ感じが更に増すんじゃないでしょうか。
また、Ankerは保証の面でも充実しています。通常でも18ヶ月の製品保証がありますが、Anker公式サイトに会員登録することで保証期間が更に6ヶ月伸びて、24ヶ月間の保証が効くようになります。
また、Ankerは中国のメーカーですが、日本法人があるため困ったときのサポートを日本語で受けることができるのも安心ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これまでの話をまとめた私見としては、XGIMIは価格重視だったり手軽に使いやすい感じを求める人向けだと思われるのに対し、Ankerは多少高くなっても高画質・高音質な映画を楽しみたいという人向けなのではないかと思います。
あなたもぜひ、両者を比較して自分に合ったモバイルプロジェクターを購入してくださいね。